自在に飛ぶ魑魅魍魎たち

 

信天翁より遠くまで余裕で飛べる事を10年前の私はまだ知りませんでした。

 

先日、久し振りに京都で一日遊んできました。

朝から電車でとことこ出かけて、てくてく歩いてHotel Anteroom Kyotoまで。さすが京都、お宿もオシャレです。入るとすぐに広がるギャラリーにて開催されていた「DAVID BOWIE by MICK ROCK /デヴィッド・ボウイ・バイ・ミック・ロック」がお目当てでした。

 

 

Ziggy Stardust前後の写真はドラッグ漬けだったとしても夢に溢れています。私が生まれる前の写真だというのに今も色褪せない存在。

ロビーで待ち合わせをしてから四人でモーニング。野菜たっぷり、ヨーグルトに京都らしい黒大豆やきな粉のトッピングまで用意されている素敵なモーニング。

 

 

…おや?

 

Blackstarまでいただける粋な計らい。ちょっとふっくらしていて可愛いBlackstar。一人だったらナイフで分解してジャケットの並びにして撮影するという暇なヲタ遊びをしていたかもしれません。皆と一緒で良かったです。

念の為に書いておくと、BlackstarというのはBowieの曲であり、この曲が入ったアルバムをリリースした直後に彼は肉体を離れたのでした。

 

 

因みに最後のMVはLazarusという曲なのですが、この辺りを書き出すと生命の樹(セフィロトの木)まで話が広がって長文になってしまったので割愛。

 

 

 

Blackstarが収録されている最後のアルバム「★」は言うまでもなく後期Bowieのアルバムの中でも異彩を放っている素晴らしい作品です。

 

モーニングを一緒に食べたSちゃんは、私がカルマや前世をすんなりと受け入れる下地を作ってくれた存在です。初対面の時はお互い「あれ?久し振り!どこで逢ったんだっけ?!」と色々過去を照らし合わせたものの今世ではどの時代でもすれ違いもなかったという出逢いでした。そこそこ年齢も離れていてSちゃんの方が年上なのに、初対面の第一声からタメ口でそのまま仲良くなったという人は私の性格上とても珍しい人なのです。結局彼女の上司であるMさんが言った「前世で逢ってたんちゃう?」という言葉ですんなり納得してしまったのも当時の私としては不思議な事でした。もう12年前のお話です。

 

ヨーガの方でお世話になっているシータさんがfbにBowieとAnnie LennoxのUnder Pressureの動画を貼っていました。Under Pressureは多くの曲の中でも常に私の中で上位にある曲なのですが、子供の頃はいつかFreddie MercuryとDavid BowieのUnder Pressureを生で見る!というのが夢の一つでした。(叶いませんでしたがBowieとGail Ann DorseyのUnder Pressureは見れたので半分叶ったとしています)

BowieとAnnie LenoxのUnder PressureといえばFreddieの追悼ライブなのですが「このライブにどれだけ行きたかった事か…!」と悔やんでも、当時はまだおこづかい月額600円のお子様だったので無理なお話です。随分経ってSちゃんと不思議な出逢いがあってから知ったのですが、そのライブの最前列でSちゃんが見ていたのです。「それならいっか!」とその時もよくわからない納得の仕方をしたものでした。

色々とだらだら書きましたがUnder Pressureは原曲に勝る物はありません。

 

 

いつの時代でもモンスターというか妖怪というか…魑魅魍魎クラスの表現者達に惹かれてなりません。見ているだけの人も、お友達も、大切な人も、誰でも、枠を気にせず自由に飛び超えていく人達が大好きです。また、そういった人達にSちゃんだけでなく沢山出逢えるようになった最近はとても幸せな事と言えます。自分自身が自由に飛べる状態でないと、前世でとても強い関わりがあった人くらいしか出逢えないものなのかもしれませんね。

 

10年前の私には「だから安心してね」と伝えてあげようと思います。