メラミンの話とホーローの焦げ付きの落とし方

ホーローの焦げ付きの落とし方は一番最後に載せています。
お急ぎの方は読み飛ばしてご覧ください。

私は有機野菜や安全な製品などの購入の為に生活クラブというサービスを利用しています。そこで発行されている「生活と自治」という冊子があるのですが、良質な記事が多く掲載されているのに月に1冊100円という安価で読めるのです。新聞も読まなくなった今もこれはしっかり読んでいます。

その中の読者の投稿欄に「メラミンスポンジは汚れとともに摩耗されて小さなかすになり、河川に流れて汚染の原因になっているといいます。こうして流れ出たプラスチックが海洋にたまり、海の生物の体へと侵入していきます」とありました。

気になって調べると「水溶性ではないので人体に入っても腸で吸収されず排出されるから大丈夫」といった内容の記事が目立ちました。

それってただ分解されにくいという事では?と思うのですが、マイクロプラスチックの事を考えると…というか「メラミンスポンジの摩耗したかす」自体が既にマイクロプラスチックであると理解しました。メラミンのかすが私達人間の体に入って直ちに被害が無いものだったとしても環境汚染に結びつくとわかったので今日から使用をやめました。

因みにマイクロとは100万分の1を意味しますが、マイクロプラスチックに関しては「とても小さい」という意味でつけているそうです。

ついでにメラミンについても調べてみました。
化学式C3H6N6、有機窒素化合物であり、融点345度で分解時にアンモニアが発生し、工業的には尿素を原料として作られているそうです。気になる毒性については急性毒性については比較的低いそうですが、メラミンの副産物であるシアヌル酸と一緒に摂取すると命の危険があるとのことでした。

正直、文系の私にはさっぱりです。ただ、以前ペットフードや乳幼児用粉ミルクにメラミンが混ざっていてペットや乳幼児に腎不全が起きたというニュースを思い出すとやはり「かす」をばらまいて良い事はないのは想像出来ますし、マイクロプラスチックを増やす事も良い事は何もないでしょう。

 

ここ数年、プラスチック製品を使う事を減らそうとしています。それでもやむを得ないものはプラスチックになってしまい、結構使っているものだなぁと驚かされます。インドでは前回訪れた時(2017年2月の時点)から買物をした時に渡される袋がプラスチックバッグではなく不織布の袋になっていました。聞くとプラスチック製の容器・フォーク・ナイフ・ビニール袋などの使用を全面的に禁止する法律を公布しているそうです。

All Forms Of Disposable Plastic Banned In Delhi-NCR!(英語)

大気汚染が世界で一番酷い国となっているインドですが(確かにデリーは大気に色がついていると感じたほどでした…)、経済発展の為に仕方ないと片付けるのではなく、こうして国で取り組むのは素敵な事だと思います。インドだけでなく数年前に訪れたチェコでは買物後のプラスチックバッグは基本持参になっていました。購入も出来ますが、物価は安いにも関わらずプラスチックバッグはお高くて驚いたものの「賢い!」と感じました。単品の買物では袋を使わない人も多く、首都プラハでも街中で買った人参を手で握って持って帰る紳士の姿も印象的でした。日本でも最近でこそプラスチックバッグの有料化やエコバッグ持参で値引きされるようになってきたものの、かなり遅れていると言えるでしょう。

話を戻して、今までチャイを作るホーローのパンの焦げ付きを落とす為や、蛇口などの曇りを取る為にメラミンスポンジを使っていました。でもパンの焦げ付きは重曹を入れて煮立てる事でメラミンスポンジよりも早く簡単に奇麗になりました。蛇口の曇りなどは水垢なのでクエン酸で掃除する事できれいになる事も知っています。時短になるならば変更する他ありません。環境に対して出来る事は個人ではささやかな事ばかりですが、自分で出来る範囲から変えていこうと思っています。

 


【簡単に奇麗になるホーロー鍋の焦げ付きの落とし方】

1 ホーロー鍋の焦げ付きが隠れるまで水又はお湯を入れる。

2 鍋に重曹を入れる。量は1リットルに大さじ一杯もあれば大丈夫です。
焦げ付きが酷くて落ちが悪い時は増やしても良いでしょう。

3 沸騰するまで火にかける。

4 冷めるまで置いておく。

5 中の水を捨ててペーパーやなどホーローを傷つけない柔らかいもので拭う。
スチールたわしなどはホーローを傷めてしまうので使わない様にします。

※もしきれいにならなかった場合は焦げ付きに対して重曹が少なかったのかもしれません。同じ手順を繰り返してみてください。