Kolamの事と、日本で続ける為の米粉について

長年ランゴーリというものをやってみたいなぁと漠然と思っていたのですが、私の行ったケーララでは家の前に描かれている事はありませんでした。時代なのかな?とも思っていたのですが、飯能のキャンプでみちか先生にちらっと話してみたら詳しく教えてくださったので今もあるんだ!いつか習ってみようと心に決めたのでした。

そして今回のインド滞在の一つ目の目的であったグルクラムでのヴェーダーンタキャンプの時にみちか先生がアレンジしてくださって習える事になったのでした。心に決めた事があっさり3ヶ月以内に叶ってしまう驚き。グレースですね。

長年ランゴーリと思っていたのですが、私が思い描いていた白い線で美しい模様を描いている「あれ」はコーラムと呼ばれている様でした。後々ケーララの人達にも聞いてみるとタミルナードゥで盛んに行われているのだとか。またチェンナイでは毎年1月にコーラム大会なるものも行われているそうです(ドキドキしますね!)

さて、このコーラムとは何でしょう?ただのきれいな模様でしょうか?
この模様は米粉で描かれているのですが(描きやすくする為にストーンパウダーも混ざってました)それが蟻さんのご飯になるそうです。つまりブータヤグニャ(動植物に貢献すること)の一つです。また、富の神様であるラクシュミーを呼び寄せるとも言われています。昔のインドでは玄関前にコーラムが描いていたら誰にでもご飯を振る舞うという意味もあったようです。インドでは突然の来客は吉兆とされています。事前に約束する方が良くないというのを知った時は驚いたものです。

 

これは教えてくださったレーバティーさんがテンプル前に描かれた物です。
朝のプージャが始まった頃からすらすらと描き始めます。
みんな先生であるレーバティーさんにくっついて毎朝お掃除をしたりじーっと指先を見つめたりして皆で勉強して、少しずつ小さな所から描かせていただきました。

 

 

プージャは始まっているので上から聞こえてくるマントラ。
その中で集中してコーラムを描くのは本当に素敵な時間です。

 

 

これはアップの写真。長年描き続けておられるから出来る迷いの無い線が素敵です。

 

 

これは私が初めて描かせていただいたもの。
ですが、これスヴァスティカの方向が逆回転なので失敗です><
逆回転は不吉だそうです。ごめんなさい。

 

そしてこれはアシュラムでスワミジに許可を得て毎朝玄関前に描かせていただいた物の一つ。これは日本語通訳をされていたきょうこさんとの合作です。今回とても気に入ったものの一つです。

4時に起きてシャワーを浴びて出て来ると誰よりも早く野菜のカットをしているゴパールジに挨拶して、足りなかったら粉をわけてもらったりしながら暗闇で掃除をしてから描いていました。途中からひろみさんがブティックに来て灯りがつき、何かのシュローカやマントラの動画を流すので、それを聴きながらもくもくと描きます。終わったら瞑想に合流するのですが、ここから瞑想に近い状態でとても良い時間でした。

さて、今回はただコーラムの紹介をしたいのではなくて、日本でコーラムを続けるにあたって良い事に気付いたよ!というマイ米粉の話をしたいのでした。

最初は練習用にストーンパウダーと米粉を混ぜた物をいただきました。ストーンパウダーが混ざっていると重みもあるので簡単だそうですが、最初は思ってるように落とせないものです。そして帰国後はそんな粉が無いので最初は上新粉を使っていました。が、非常に描きにくいのです。。

 


粉が細か過ぎて摘める量が少なく、線に勢いがでないからぎこちなくなり、指から落としにくいのです。時間もかかり、どうしたものか…と。テーブルソルトのようなさらさらな塩を混ぜれば良いという情報もいただきましたが、庭に描く以上塩は使えません。そしてアシュラムでスワミジに「米粉100%でするのが良いんだ」と言われていたので意地でも米粉100%にこだわりたくなりました。笑

そこで「さらさらでない荒い米粉ですれば良い」と結論づけたのでした。
まず、さらさらの米粉の作り方を調べて、さらさらになるコツを省けば良い!と。。

 


コーラムの為の細か過ぎない米粉の作り方(我流)

玄米を白米まで精製して。

いきなりフードプロセッサーにかけます。

細かい粉が見えて来たら何度かふるいにかけ…。

フードプロセッサーのモーターも疲れちゃうかな?と
途中でごりごりと手作業で潰して。。

できあがり


出来上がった荒い米粉を触ってみるとストーンパウダーと米粉の組み合わせより軽いけど明らかに落としやすそうな米粉が出来ました!

最後疲れてもう良いかな?とまだ粒が大きい物も混ぜちゃったのですが、それが結果的に良い感じにストーンパウダーの石の粒のような感じです。

線は描きやすくなり、細い線も描けます。
そう見えない方は、私のコーラムが稚拙だからであり、指の感覚では差がありました。対象物が無いのでわかりにくいのですが、上新粉のみで描いてる時よりサイズに対しても細かく描きやすくなっているのです。自分の好きな細かさでマイ米粉を作るのおすすめです!

本当は蟻さんが集まってる写真を撮りたかったのですが、まだその現場を押さえられず。
もう少しあたたかくなったらどうぞ食事にいらしてください、と気長に待っています。

コーラムの記録は今後instagramにてアップして行く予定です。