台風21号の影響でクラスは昨日の内にクローズ宣言をしていました。SNSを見ていると多くの会社もお休みで、あの止まらない近鉄線もほぼ全線止まっていて今回の台風への警戒を窺い知る事が出来ますね。家でゆっくり過ごすしか無いのですが、こういう日はこういう日で出来る事は多いなと感じて家に籠って出来る事をしていました。
過ぎ去ってみるとベランダの屋根がなくなっていたり、庭は滅茶苦茶になっていましたが、その程度で済んで良かったという所でしょうか。
皆様の所も一刻も早くいつも通りの穏やかな日常に戻ります様に。
そういえば先日初のコーラムWSの日も台風の影響で開催できるかどうか、という状態だったのを思い出しました。まだ書けていなかったのでその日の事を振り返ってみたいと思います。
日頃アーサナクラスに通ってくださっている上瀧さんがオープンされたばかりの「アトリエ結」さんにて。上瀧さんは染めものを長くされていて作品作りをされています。後は西洋占星術をされていて今後はアトリエで勉強会を開かれるのだとか。場所は阪神電鉄の甲子園駅より徒歩4分ほどと大変便利な場所にあります。
コーラムWSは少人数だったのでお顔を見ながらの説明が出来ました。アーサナクラスにも言える事ですが、お顔を見ながら、伝わっているか確認しながら進められるというのは伝える側としてもきちんと伝わっているかがわかるので良いものですね。
室内だったので30cm四方のプラスティックの板の上に描いていただきました。初めてでも描きやすい様に米粉も調整してお持ちしました。実際に手を動かしていただく時間を長く作ったのですが、皆さん真剣に黙々と描いていたのが印象的です。そして中心のベースのデザインから後は好きに描いていただきましたが、三人三様でそれぞれの個性が出ていたのが楽しかったです。
作り手の表現がにじみ出るというのは当たり前ともいえますが、世の中では表現、アートというと奇をてらった作風やびっくり大賞か!と言いたくなる様なもの、ネガティブなイメージを押し付ける様なもので、ショックを与えようとする表現も多く見受けられます。本当は単なる線でも似た模様の中にも自分の表現は出て来るものです。個人的にはそうやって出て来た自分が本来の自己表現の種のようなものだと感じています。
これを描いた眞穂乃さんは雰囲気からふんわり優しい方だったのですが、コーラムにもそれが表れていて素敵だなぁと感じました。日頃から絵や曼荼羅を描いている方なので非常に飲み込みが早くてあっという間に描ける様になりました。この方だけでなく、それぞれ自分のイメージを広げておられて素敵でした。眞穂乃さんが私より遥かにわかりやすくBlogにまとめてくださっています。アトリエ結さんの写真も満載です。
フラワーオブライフ コーラムWS@アトリエ結〔西宮 阪神電鉄 甲子園駅前〕
ご参加くださった方々、コーラムを広めて行く第一歩のWSを開いてくださった主催のアトリエ結の上瀧さん、ありがとうございました。
素敵なコーラムを見られたのでつい表現について書いてしまいましたが、コーラムはアートや自己表現の為にあるものではなく、行う事に意味があるものです。失敗してもさーっと消して何度でも挑戦していただけます。そういう意味では紙とペンよりも気軽に出来てしまいます。
ご興味お持ちの方は是非一緒にコーラムを描いてみませんか?
コーラムについての説明はこちらからご覧いただけます。