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早起きのコツ

写真は先日のSivananda Morningの会場である生活ヨガさんへ向かう途中の明け方。
ようやく太陽が昇る直前の素敵な時間です。

 

「早起きが苦手なので朝のクラスはちょっと」
「早起きが苦手なので朝からコーラムが描けません。時間がなくて」
「朝が弱いから○○できません」

 

と最近色んな方から言われます。
よくわかります。
とても。
とっても!

何故なら私は完全夜型で放っておいたら昼まで寝ていたい人です。
何も考えなければ夜中に仕事をして3時頃に寝たい人です。
制作も夜から明け方に集中してしたい人なんです。

つまり、超絶的に朝が苦手です。

 

でもインドでは4時起床をしていましたし、今は先生不在につきお休み中の朝のオンラインクラスにも仕事が切羽詰まってない限り出席していました。先日のSivananda Morningに関しては5時に家を出ないと間に合いません。

何故夜型の私ができるのでしょうか。

 

答えは簡単です。

 

①楽しみであれば起きれるのです。

②中途半端ではなく思いっきり早く早起きすると起きれるのです。

 

まずは①について。
これが、無意味に数学の練習問題を解く為に起きるのであれば起きられないと思います。漠然と「早起きは三文の得だって言うから」でも起きられないと思います。起きる目的があるから起きられるのです。楽しいと思えないならば、何の為に早起きをするのかを見つめ直す必要があるのでしょうね。アーサナにしろ、仕事にしろ、勉強にしろ、それ自体が辛かったらその先、それを重ねた結果を考えると楽しくなるのではないでしょうか。

 

次に②について。
個人的な意見ですが、中途半端な早起き、例えば7時に起きている人が6時、6時半に起きるなどはしにくい気がします。そして明け方の明るくなってきた頃の早起きは私にはとても辛いものがあります。ところが、それを5時、4時ともっと思いっきり早くしてまだ真っ暗!という時間帯にすると起きれてしまうのです。そして何故かわくわくするのです。

シヴァナンダアシュラムでは明るくなる前から瞑想30分(もっとしたい人はその前から自主的にホールに行って行えます)を行うのですが、この夜から朝への変わり目であるब्रह्ममुहूर्त【brahma mhūrta/ブランマムフールタ】(正確には日の出の96分前とのこと)に瞑想すると良いというのはしてみると本当によくわかります。この誰にも邪魔されないという確信がある静寂はなんとも言えない心地良さ、集中のしやすさがあります。

先日、早朝に駅で電車を待っていると昔の楽しい思い出が蘇りました。まだ暗い早朝の思い出とは海外旅行に行く朝だったり、夜行バスで到着した朝であったりとなんだかわくわくする事が多いのです。これは個人的な話ですが、要は目的も思い出も楽しいことに重なってると簡単になるということなのだと思います。

 

私のように根性論だけでは動けない人にお勧めします。
楽しい事をしましょう。
なければ楽しくしましょう。
または楽しい事を作りましょう。

 

まあ、自分にも言い聞かせている記事です。
楽しく充実する事をどんどんして、有意義な朝を過ごせますように。