04.エッセイ

秋冬の鬱、気分の落ち込みを感じている方へ

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今年の夏は奈良盆地ですらあっさりと終わり秋が来て、このまま真っ直ぐ冬に向かいそうな予感です。

生徒さんもそうでない知人、友人、身内も落ち込みや鬱状態になっている人達がいます。何も特別なことではなく、この季節ですから誰にでも起こり得る事です。

元々鬱を煩っている方や精神疾患を持っている方はこの季節の落ち込みを自覚しているかもしれません。でも自覚していない方の落ち込みや鬱の方は何故だか分からない方も多いのではないでしょうか。そういう方は是非簡単な一つの対策を試してみてください。

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寒くなる季節の落ち込みやストレス対策

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冬に向かうこの季節はヴァータが上がりやすい季節です。

身内にはこの季節に調子を崩しやすくなる人もおり、友人知人も似た事を言っている人も多いです。アーユルヴェーダ的に見なくても冬は日照時間も減っていくので鬱病が増えると言われていますし、実際脳内のセロトニンの量も少なくなるそうです。

秋冬に気持ちが沈みやすかったり精神的に良くない状態になる方に大切なのはきっちり朝に光を浴びる事は勿論ですが、セロトニンを増やす生活です。私は医者でも無いのに偉そうに書いていますが、私自身が過去に秋冬に調子が悪くなる人だったから経験に基づいて書いています。

光を浴びるのは散歩でも庭仕事でも何でも良いのですが、ウォーキングの様な一定のリズムが続く事はセロトニンの量を増やす事に繋がるので効果的です。

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セレンディピティと断捨離

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セレンディピティと断捨離って対義語?ってくらいに質も響きも見た目も違います。

 

【セレンディピティ】
ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ること。

【断捨離】
不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。

 

意味を見ても全く質の違うものの様な気がします。でも結果は幸運と調和なので良いですね。

何より私は元々断捨離が苦手でした。何でそんな勿体ない事をするんだと思っていたのです。これは物を捨てられないというよりも大切な化学変化の可能性を捨ててしまうのか、と。

私は女性らしい持物、例えば服やバッグやコスメはそれはもう平均より持っていない方ですが、元々ものづくりをする人だったので何かと物が多いのですね。材料に石に布にレザーに工具にパーツに…。また、インスピレーションを与えてくれる本、画集などなど。でも別れを告げたものや充分お役目を果たしたもの、使い切れないものの断捨離を始める事にしました。

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自分のピントが合う場所で

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かなり昔に友人から種を譲ってもらった西洋オダマキ。毎年庭のあちこちで咲いてくれる。

 

昔、ある建築の先生の講義が非常に難しく、終わった後は皆目が点になっていたのを覚えている。「先生…、私達は建築科じゃないからもっと基本的な事を知りたいのですが」と嘆く生徒達に対して「細部がわかれば全部わかるから」と毎回細かい部分を話されていた。

今思うとあの細かさはあの学科にはやっぱり必要ではなかった気もするけれど、あの内容を理解出来たら全部理解出来ただろうなとも感じる。細部に宿るじゃないけれど、細部ってとても大切。

その細部よりもう少しひいて見たらそうでもなくなるのよね。これはカメラのピントによく似ている。

 

少し前の話になるけど、9/8、9/9と太陽フレアのせいにしたいくらいに眠く怠い日が続いたので庭仕事に集中していた。

庭仕事はヴァータ・ピッタ・カパともに非常に良いとされている。ヴァータ的な人の足を地につけ、ピッタ的な集中力を思う存分発揮出来、カパ的な人には運動にもなる。個人的には庭仕事をしているとストレスは消えて行くし、動けない時は動かしてくれ、動きたい時はそれを受け止めてくれる非常に有り難い存在。

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致死率100%という基本の中で

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それが直接の死因になる事は無いけれど、通院してもなかなか完治しない症状に悩みがら暮らして行く事は結構なストレスです。それは人によってアトピーだったり、免疫系疾患であったり、酷いヘルニア、偏頭痛など、沢山の病名がつけられています。

私は2011年の春過ぎから突然悪化した症状を「成人アトピー」と診断されました。実際は腸管カンジダによるリーキーガットに加え、それが原因で腸が働かなくなり有害重金属が排出出来ず重度のアレルギー症状が現れているといったものでした。そういった普通の病院での治療が出来ない症状に強いお医者さんに出逢い、治療を受けて7割ほど回復した時にインドに行き、更に改善して大豆アレルギーだけが残っている状態です。

 

先月、インドのアシュラムで知り合った純子さんが関西に来られるという連絡をいただいたので、私は無条件でその日を一日空けました。

インドに療養に来られていた彼女は化学物質過敏症を抱えていて、アシュラムだと楽になるという話をお聞きしたのを覚えています。私自身アシュラム滞在で症状が消えていくのを感じていたので共感したものです。今年も滞在中に症状が一つ消え、帰国してもぶり返していません。

勿論、アシュラムはファンタジーな世界ではないので魔法で治るわけではありません。良い環境で生活し、学び、自分をよく知っていって良い状態を維持出来る様になったからぶり返していないだけです。

 

対症療法の薬を出され続け、例え塗っても吸っても飲んでも根治しない症状を抱え続ける事は辛いものです。また、何かの原因を感じ取っていたら「精神的」で片付けられると疑問を感じますが、周りに「理解して!」とも言えません。何故なら「想像ではほど遠い」からです。でもそれは「想像力が足りない」という意味ではなく、経験していないから仕方の無い事です。そして経験しない方が良い事でもあるからです。

これは困った症状を抱えている人共通の感覚かもしれません。勿論ある程度悟ってる人なら体の症状は何て事のない出来事でしょうが、凡人の私には辛く感じたものでした。

勝手な想像ですが、純子さんも私も厄介な症状に悩まされていて、そういう背景にあった感覚の重なりも在ったのかもしれません。また、それだけでなく違う部分での重なりもあったので、アシュラムで話した僅かな時間を大切に出来たのだと思います。

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