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まずは自分を充実させること

クラスを開催していてご予約をいただいたり、ご予約不要のクラスでも共通しているのですが「行けなくてごめんなさい」というメールやお声をいただきます。

勿論予約してたのに急なキャンセルごめんなさいという意味のものあるのでしょう。色んな「ごめんなさい」の中、恐らく参加しなくなって人数が少なくなるから申し訳ないと謝ってるなぁと感じる言葉もあります。

勿論予約制のクラスには予約制にしている意味があるので連絡無しで行かないというのはマナーとして良くありません。そのクラスのキャンセルポリシーに従って連絡するのは必要です。

ですが、やむを得ない事情で行けなくなった事を私に謝らなくても良いんです。
そしてそのやむを得ない事情というのは人によって様々です。

 

ヨーガは何の為にするんでしょう?
哲学的な話は今は置いておいて、少なくとも講師の為ではないのは明らかです。

いつも自分の為にヨーガをして欲しいなぁと感じています。

体調が悪くなってしまって辛いのは自分です。
仕事が急に入ってしまって忙しいのも自分です。
スケジュールを間違えてしまって慌てたり、何かを諦めるのも自分です。

まずは自分をきちんと労ったり癒したり、回復させてあげてください。
優先順位の高い用事を済ませて充実させてあげてください。

まずは自分を充実させて幸せであっていただければと思っています。
その手段の一つがヨーガになれば嬉しいです。

因みに私はヨーガにコミットした生活をする様になるまで、散々したい事をしてきました。美術や音楽に傾倒し、本と漫画を貪り読み、ゲームをして、お酒を楽しみ、スノーボードに惚けて、バイクであちこちを一人で旅をして、行きたかった欧州に何度か旅行に行き、フェスで朝から晩まで音を貪る様に楽しみました。

ヨーガと出逢ってからもしばらくはヨーガしつつ、学びつつ、遊びつつ、感覚器官を楽しませつつ、という生活でした。

思い出すとあれは駄目だった…という思い出も沢山ありますが、それも後から見ると学びの一つです。それを全部すっ飛ばしてヨーガにコミットした生活をしていたらきっと色んな欲求不満が出て来たかも…というか出来なかっただろうと感じています。徐々に色んな気付きが増えていき、変化していったのです。勿論十代から自己を律する事が出来る素晴らしい方もいらっしゃいますが、私の場合はそれをするとどこかで脱落してしまったかもしれません。

その人その人で必要なタイミングは違いますし、生き方も違います。ずっと趣味でヨーガをする人、生まれついてから学び続けている人、私の様にそんな気なかったのに講師になってしまい、しなくては!とある時から変わった人など。

 

折角人間に生まれてこの自分での一生はこの一回限りであっという間なのですから、したい事をして何より充実させて生きられたら良いですよね。

読んでくださった方の人生が実り多く充実したものとなる事を願っています。

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