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感情と腰痛

最近ヨーガにご参加くださってる方、お休みされている方に腰痛の方、又は腰痛を治したいと仰ってる方がとても多くいらっしゃいます。

私自身ヘルニア経験者ですし、初めての腰痛は17歳という年齢でした。
そして今回インド滞在中に初めて座骨神経痛というものを患いました。普通の腰痛とは違ってこの座骨神経痛が痛いこと痛いこと。。腰がはってて痛いという痛みとは全く違い結構なストレスなくらいの痛みでした。今は座骨神経痛の方達の辛さがよくわかります。

滞在中にすっきり治り、今はもう症状はありません。

腰痛って原因がわかるものからわからないもの、姿勢、生活習慣、ストレス、感情、交通事故、ぎっくり腰、ヘルニアによるもの、圧迫骨折など様々な理由があり、原因の特定が難しい場合も多いです。

 

自分がインドで患った腰痛も含めて、はっきり原因のわからないものは結構ストレスや感情の問題が多いと感じています。

インドでの自分の場合はちょっとしたストレスとその原因による小さなもやもやによるものでした。そして何よりそれを表現していなかった事にありました。そんなに大きな問題ではなかったのでそのストレスを見つけてからは考え方を見つめて、ちょっと話を聞いていただいたり、原因を理解し直して向き合う事と、ルームメイトだったひろみさんのかっさとカッピングをしていただいて翌日海で泳いだら軽減し、良いアーサナクラスを受けたらケロリと治ってしまいました。

あまりに痛くてアーサナクラスもお休みしてたくらいだったのでこんなにケロリと治るとは思ってなかったので驚いたものです。

本当に怪我じゃなかったんだなぁ…と実感した腰痛でした。

とある方から車の運転中に腹が立つ運転をしている車にぶつかりそうになった時に「こらぁっ!」と怒鳴った瞬間に痛みが消えたという話しも聞いた事があります。

何らかの感情を押さえ込んでしまい表現せずに無かった事にするというのはとても身体に負担をかけます。何かに怒っているのに、

 

怒ってはいけない

怒るなんて良くない

怒っている私は良く無い

怒ってなんかいない

 

と、怒っている感情を無視したり閉じ込めてしまうほど症状が強く、又は長く表れているんじゃないかなぁと感じています。

 

先日インドからお越しのヴェンキー先生のサーマヴェーダの講義に参加したのですが、その中で怒りの対処法のお話の中でありました。

「怒りは誰も傷つけず、何も壊さない方法できちんと対処する必要がある」

とのことでした。怒ってるのに無かった事にするのは結局消える事無くどこかで出て来てしまうからです。

その対処方法を教えてくださいという質問が出たのですが、ヴェンキー先生の先生であるスワミ・ダヤナンダジは、例えば濡れたタオルを床に叩き付けたり、誰もいない所で叫んだり、信頼出来て暴力的でない人に話しを聞いてもらったりすると仰っていたとか。

 

私は普段は家で1人の時にちょっとイラっとしたらワーッ声を出したりしてるなぁと気付きました。怒りに対処する為にしていた気持ちは無かったのですが、発散出来ていたようです。
アシュラムではそれが出来てなかったんですよね。今思えば。笑

 

怒ってるならば怒った自分に罪悪感を感じる必要も無いので、怒ってる自分を受け入れてまずはその感情に向き合うって有効だと感じています。無理に怒らないようにするのではなく、対処してから何故怒ったのか、受け取り方や自分の考え方の癖を見つめて行くというのが良さそうです。

 

腰痛と怒りの関係の本は結構多くあったりします。

 

 

この本で感情と腰痛の痛みを知ってから慢性的な辛い腰痛がかなりましになった過去があります。良い本です。

 

 

こういう本もあります。
どちらの本も読みましたが、病院に行っても整骨院や整体に行ってもいつまで経っても治らないという方は読んでみると面白いかと思います。

そして痛みがある時はアーサナのクラスでは無理して行わないようにします。
座骨神経痛の方は特に前屈に注意です。
ただ、無理をせずに行って大丈夫な所は動かしていくと楽になったりするんですよね。

 

原因不明の腰痛持ちさんがいつも自分の心と身体の声を聞きながら、本当に動きたい様に動けるようになりますように。

「感情と腰痛」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: シヴァーナンダヨーガ@橋本 |

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